当校が重視するグローバル教育の主要コンテンツ「海外研修」が、各学科にて順次再開されています。
ニューヨーク研修には、12月にブランドマネージメント学科2年生が、そして、2月には、コロナ禍の影響で延期されていた同学科3年生が無事参加することができました。この研修では、世界屈指のファッションスクール、ニューヨーク州立ファッション工科大学(FIT)での特別セミナーを主に、業界視察では、PR会社のショールームや老舗のヴィンテージショップを訪問。本場のファッションビジネスを生で体感します。
FITで、まず行われるのは服装史の講義。各年代のアーカイブ作品を実際に示しながらの解説が行われます。続くメインの講義では、VMDやブランディングなどについての講義が行われ、学生たちは提示された課題に取り組み、自分たちの企画を立案します。
衣装10万点、素材100万点を収蔵する「コスチュームラボ」では、学芸員による服装史のレクチャー。シャネル、ディオール、バレンシアガ、バレンティノなどのアーカイブを解説いただきました。
業界視察では、PR会社のショールームや老舗のヴィンテージショップなどを訪れ、本場の業界事情を学びます。
研修の最後には、学生が立案したポップアップショップ企画やブランド企画をプレゼンテーション。教授より講評をいただきます。終了後は、学生一人ひとりに修了証書が授与されました。
もちろん、研修だけでなくフリータイムも満喫。タイムズスクエアやソーホー、ノリータ地区、それにメイシーズ百貨店やドーバーストリートニューヨークなど、ショッピングやリサーチにもアクティブに動き回りました。
また、メトロポリタン美術館やブルックリンミュージアム、華やかなクリスマスディスプレイなど、ニューヨークを大いに楽しみました。
大阪文化服装学院のブランドマネージメント学科では、2年次のニューヨーク研修が、通常カリキュラムに組み込まれています。コロナ禍の収束により、グローバル人材を育成する国際標準での教育コンテンツが続々と再開。大阪文化生の海外での活躍にご期待ください。