11月23日 マイドームおおさか（大阪市中央区）にて開催される「第1回関西学生アダプティブファッションショー2023」に当校 大阪文化服装学院が参加します。社会福祉法人 大阪重症心身障害児者を支える会（支える会）が主催する当イベントは、障害者の「服装の困りごと」を解決すべく、学生、企業、重症心身障がい者の方（当事者）がタッグを組んで、共に洋服のリメイク方法等を考え、社会に発信していくことを目的としています。

当校からの参加はファッション・クリエイター学科 パタンナーコース2年生11名。

まずは、モデルをつとめる当事者、介助をされるパートナーの方とのコミュニケーションを重ね、好きな色や趣味、デザイン上の希望、着脱のしやすさなど、デザインに生かすべき情報をヒアリング。終始とても楽しい雰囲気でした。

商品提供は協賛社である大手アパレルメーカー 株式会社パル様。学生たちはリメイクのための商品をピックアップ。

株式会社アイリス様からは副資材の提供があり、機能性を重視する当プロジェクトにおいて、心強いバックアップとなりました。

制作の過程においては、株式会社パルの元GMD 大谷氏、デザインルームヒロセの田中氏、それに「支える会」の三田氏から、様々なアドバイスをいただき、本番に向け精度を高めていきました。

最終フィッティングでは、実際に衣装を着用いただき、着心地などもチェック。更に、曲に合わせたリハーサルも行いました。

本番直前。学内で完成お披露目会を実施。モデルからのご要望を取り入れつつ、簡単に着脱できるように、様々な工夫を凝らした作品を披露。

学生、企業、当事者がディスカッションを重ね、共に創り上げた魅力溢れるファッションショーをお楽しみ下さい。