「恋」をコンセプトに、万博来場者と共創企業をつなぐキューピッドとなることを目指した企画です。
「LOVE is BLIND(恋は盲目)」をテーマに、性別や国籍を超えて誰もが愛される世界の実現を表現するため、大阪のアイコンである「ビリケン像」をキューピッドに見立てました。
使用素材と技術
・丸十の空気中の成分から作る環境配慮型「POM(ポム)繊維」を織り込んだ着物地
・太洋商店の廃棄米を原料とした合成皮革「お米ッタン」
・水を使用しない北高のプリント技術
制作過程では、ファッション・クリエイター学科 3Dモデリストコースが3D CAD「CLO」を活用。デザイン・パターン修正により発生する「生地のロス」を大幅に削減するサステナブルな手法を取り入れました。
完成した3Dモデルは、ロイスエンタテインメントによるARコンテンツにも展開。来場者はスマートフォンを通じて作品をインタラクティブに体験できる、次世代型の展示として楽しみました。