コンテスト
2025.08.19
8月9日(土)、学生対象のファッションビジネス企画コンテスト「FBアワードY 2025」(主催:ファッションビジネス学会)の最終審査会が開催され、ブランドマネージメント学科 2年 「2班」 (代表:北村かりん)の「体験型セレクトショップ『My Closet Stage』」が見事、全国2位となる「準グランプリ」を獲得しました。
「FBアワードY 2025」は、次世代のファッションビジネスリーダーの育成を目指し、ファッションビジネス学会が主催するもので、大坪 岳人氏(株式会社ゴールドウイン グローバルブランド事業本部ニュートラルワークス 事業部長)や岡崎 路易氏(株式会社大丸松坂屋百貨店デジタル戦略 推進室DX推進部 部長)といった業界の第一線で活躍する方々が審査を務める全国規模のコンテストです。
▼ブランドマネージメント学科 「2班」 提案内容
テーマ:体験型セレクトショップ「My Closet Stage」
店舗は「買う場所」から、「夢中になれる場所」へ。購入までの全プロセスをアトラクション化し、お客様が買うのは服という”モノ”ではなく、アイドルになりきる”時間”と忘れられない”体験”を提供
メンバー:北村 かりん /白倉 もえ/新谷 香帆 /林 ほのか(同学科 2年生)
詳細: 2014年に社会現象となったアニメ「アイカツ!」「プリパラ」から着想を得て、カードを使ったコーディネートシステムを現実の店舗に再現した提案。 芸能事務所風のエントランスで専属「マネージャー」(販売員)が出迎え、コーディネートカードを組み合わせてスタイリングを作成し、QRコードをかざすと秘密のロッカーが点灯、ライトアップされた試着室でドレスアップ体験を楽しめる仕組みとなっています。7〜10歳の女の子をメインターゲットに、アイドルへの憧れとファンタジー体験への感受性を活かし、「買い物体験を通じた学びを提供」を掲げて子どもたちの自己肯定感を育む場としてアパレル業界に新たな価値を提示する斬新な提案です。
*資料は各種AIツールを使用し作成(イメージ画像生成:canva / Vidnoz AI / chatGPT / Gemini / Adobe fire fly、図解作成: Napkin)
▼最終審査会 ファイナリスト一覧(発表順・敬称略)
今回は全国から過去最多の138チームがエントリー。 一次審査を経て選出された10チームによる最終審査会が実施され、当校以外に、文化服装学院、国際ファッション専門職大学、名古屋学芸大学、名古屋モード学園など、全国の主要な服飾教育機関から選抜されたチームが、学生ならではの自由な発想と実現可能性の高い企画をプレゼンテーションし、審査員を魅了しました。
▼審査員(順不同・敬称略):
・大坪 岳人(株式会社ゴールドウイン グローバルブランド事業本部ニュートラルワークス 事業部長) ・岡崎 路易(株式会社大丸松坂屋百貨店 デジタル戦略推進室DX推進部 部長) ・佐々木 行春・安達 史花(株式会社OPA OPA若者トレンド研究会) ・松下 久美(Kumicom/ファッションビジネス・ジャーナリスト 代表) ・木内 潤一(一般社団法人ファッションデザインエンジニアリング協会 代表理事)
▼関連ニュース ファッション・ビジネス学科が提案する企画がグランプリを獲得!!「FBアワードY2024」で全国 86チームの頂点に! https://www.osaka-bunka.com/news/10099/
■大阪文化服装学院(OIF) 創立78年の歴史を持つ、西日本最大級のファッション専門学校。「ファッションで社会に貢献する」という経営方針のもと、近年は海外のファッションスクールとの連携を高め、国際的に活躍できる人材の育成に注力。また、世界的にDXへのニーズが高まるなか、デジタルコンテンツへの投資も積極的に行い、「国際感覚」と「デジタルスキル」を融合し、新たな価値を生み出す創造力を養成している。「日本で最も高い成果をあげ、アジアを牽引する発信力を持ち、世界から信頼されるファッション教育機関であり続ける」ことをビジョンに掲げている。
2025年に発表された、繊研新聞主催「第2回ファッションスクールアワード」では「大賞」に選出。全国No.1の評価を獲得している。