6月25日 中国・大連にて、アジアのアマチュアデザイナー発掘を目的とした国際コンテスト「大連杯2025」が開催され、スーパーデザイナー学科４年 熊内匠さんが日本人トップとなる「優秀賞」を受賞しました。

熊内さんは、「LIFE」をテーマに、忙しい現代人の日常に着目し、服を着替えることもままならず慌ただしく飛び出していく様子をシルエットで表現。「タイベック」という高密度なポリエチレン不織布を素材に採用し、風になびく様な独特のシルエットを創り出しました。

審査員の一人、Qu An氏からは「彼のインスピレーションストーリーとデザインは素晴らしかった」との賛辞が贈られるなど、中国を中心にアジアから選出されたファイナリスト30名の中で、独特の世界観で堂々たる存在感を示しました。

ショー本番までには、審査員へのプレゼンテーションやモデルフィッティング、また演出についての打ち合わせをこなすなど、国際舞台での経験は、将来へのステップとして大変有意義なものとなりました。

大連杯には、当校は2015年より11年連続で出場しており、過去には、グランプリや準グランプリを受賞するなど、安定した実績を残しています。