「卒業作品発表会2021 ファッションショー」。
学生たちの学びの集大成として、
コレクション&スタイリングショーを披露します。
ブランドコンセプトは"No substitute for me."「纏うことで今日の自分が誇らしく思える。現実(リアル)と向き合い生きる女性を支える衣服。」現代の働く女性へ向けた、エッジの効いたエレガンススタイルを提案。今シーズンのテーマは、"New-Normal"。1990年代に放映された"東京ラブストーリー"で打ち出されている、社会を強く生きる女性像にフォーカス。様々な“NEW”が当たり前になりつつある変化の多いこの時代でも、そのように力強く歩んで欲しい。そんな思いを込めてコレクションを展開。90'sのスタイルに身を守るプロテクトの要素を組み合わせ、現代にアップデートした。
"常に新鮮で、明るい自分になれるファッション"どんな時もポジティブで明るく楽しいひとであってほしい。見て、着て、明るい気持ちになれるような服を提案。今期のテーマは、「自由、ポジティブ、あなたらしさ」。今までの日常が当たり前では無くなって、大きく変化したこの時代に、自分自身を一番愛して"守ること"について考えた。自分らしいユーモアを描くイザベラ・コティエの作品と、不思議な魔法と楽しい歌で幸せな気持ちにしてくれるメリーポピンズを見て、自分を守るために、あなたらしく、幸せに生きることを願う。何でもありの自由な感覚で、スケートボードをするストリートスケーターのカルチャーをクラシックなアイテムの中にストリート要素として落とし込み、遊びごころ溢れるデザインを提案。
ポリモーダ×スーパーデザイナー学科による岡山・児島のデニム素材を使用したコラボ企画。(写真は昨年度の様子)
▼出展者
YUUNA ICHIKAWA
AKIHO KA
SARA TAKAHASHI
PARK YERAM
TOMOYO YOSHIDA
ポリモーダ×スーパーデザイナー学科による岡山・児島のデニム素材を使用したコラボ企画。(写真は昨年度の様子)
▼出展者
SARA BÖHM
SALVATORE BURGIO
JULIE DARON
SAMUEL LEWIS
EDOARDO TERRIBILINI
ハーレイ・クインのような自由奔放で自分を貫くパワフルなアメリカンギャルスタイル。目出し帽やおもちゃの銃でギャングな要素を加えつつ、淡いピンクや女性らしい体のラインを強調させたセクシーでキュートなスタイリングを提案。
人=モノとなった幻想世界のショッピングモール「ヴァーチャルプラザ」を舞台に、消費社会により大量廃棄された資源、プラスチックをファッションに取り入れリユース。
PsychedelicとVapor waveをベースに、LSDなどによる幻覚を、多色な抽象柄や反射素材を使ったスタイリングで表現。
color violence(色彩暴力)をテーマに、彩度の高い有彩色をベースにカラフルなテーマパークのような世界を表現。 目がチカチカするような配色とテーマパークの楽しい世界観を意識したスタイリング。
大人になった少女が厳しい現実から逃れ、幼い頃の純粋な夢に溺れている様子。ゲームやアニメの世界の、強くて正義感のあるキャラに憧れて入り込み抜け出せない中二病スタイル。サイバーメガネや光るヘッドフォン、ゲームのリモコン、カセット、コードなどを活かして昔のゲームの世界を表現。
科学がさらに進歩する近未来。今日、誰かの耳(補聴器)となり、足(義足)となり、カラダの一部でもある機械たちは、さらなる発展を遂げるだろう。5Gや光線をネオンのメッシュ生地で表現し、スポーツアイテムやアクセサリーで義手や義足を表現したスタイリグ。
《 20XX年....温暖化、森林伐採、環境汚染により破壊されていった地球.... その様子を火星から見ていたエイリアンが自然を取り戻すため、地球へと向かうのであった… 》グリーンとシルバーを基調としたカラー展開で自然とエイリアンを融合させたスタイリング。
第一次世界大戦に対する抵抗や虚無を根底に持った、秩序や常識に対する否定や破壊を表現。 自国が勝つと信じて国の為に戦った兵士たちの悲壮感と自由を求める芸術運動を表したスタイル。
周りに合わせる必要はない“自分の好きなスタイルを貫く"女の子。SNSが普及し、社会の評判を気にしてしまう世の中でもブレずに自分らしさを大切にする。90'sアメリカ映画に登場するスクールガールのようなポップでチャーミングな世界観を表現。
子供でもなく大人にもなりきれていない思春期の女の子。スタッズやチェーンなどで思春期ならではの反抗心やトゲトゲしさを表現、顔を隠し自分自身をどう表現したらいいかを悩んでいる複雑な心情をスタイリングで提案します。
「人生で最も美しい瞬間」という意味を持つ花様年華。それぞれの人生の中に訪れる一番美しい瞬間をファッションで表現。キラキラと光るビジューやふわりと広がるスカートで満開に咲く花の様子を表した、豪華で煌びやかなスタイリング。
芸能界でアイドルとして活躍する少女が「芸能界の闇」から逃げ出したい気持ちをドラッグにぶつける。アイドルでいたいという気持ちと、業界の厳しい現実とのコントラストをスタイリングで表現。
自身の好きなファッションを幾つになっても楽しんでいるアイリス・アプフェルの様に、 「人生は一度きり、楽しまなくちゃ!」というポジティブでエネルギッシュなマインドを、ハイコントラストな配色や大振りのアクセサリーで表現。
ヴィンテージショップで働き始めた社会人1年目の22歳の女の子。都会の喧騒や目まぐるしく変わり流れ去る時間に疲れ果て、自然の世界に飛び出す様子を表現したスタイル。パステルや花柄、デニムの素朴さを取り入れ、初めて自然の美しさに触れたときの純粋な気持ちをスタイリングで表現。
傷付いても何度も修復していくエネルギーの強さをエッジを効かせたディテールで表現。 全体にアレンジやリメイクを施し、細胞の複雑さをイメージ。動物に必要不可欠であるエネルギー「血液」が全身に巡り流れるさまを、力強く大胆で生命力溢れるエネルギッシュなスタイルを提案。
悩みを抱えた女性が真っ直ぐ前に進んでほしいという希望の気持ちを、一面に広がる海に反射した夕陽の色と、キラキラと煌めく光で表現。 そんな希望に満ち溢れた夕陽の光のように、新しくリスタートしてほしいという願いを込めたスタイリング。
状況が変化し続ける現代において悩みや不安を払拭させる術を過去の歴史から読み解く。古代のギリシャ神話まで遡りそこからインスピレーションを得る。神話に登場する女神を連想させるドレス感のあるシルエットと長年愛されている機能的な定番アイテムを組み合わせたスタイリング。
現在のコロナ禍でエンターテイメントを届け続けるサーカス団の女性。暗い世の中を明るくするようなカラフルな色合いとブローチやベストでクラシカルな要素を掛け合わせたスタイリング。ショーを続けることで平和な日常が戻るようにと願う。
中世ヨーロッパのアートに憧れを持つシャイな少女の物語。数あるアートの中から少女が最も惹きつけられた"ステンドグラス"にフォーカスし、厳かで美麗な輝きを色味や素材で表現。内に秘めた美に対する憧れをファッションで表現したい女性のためのスタイリングを提案。
華やかで煌めいた夜の世界で毎夜“女”という武器を使い華麗に輝くキャバ嬢。 19歳で命を落とすまで、その短い人生の中で神の御言葉を信じ戦い抜いた聖女ジャンヌ・ダルク。 自分に自信と誇りを持った2人の対極的な女性からインスピレーションを受け、強く気高い戦士の姿と華やかな女性らしさを融合させた女戦士のスタイリング。
大人っぽくてクールな「彼女」は高嶺の花として後輩たちからは羨望の的となっている。花束を抱えた後輩からデートに誘われパーティに行くことに。花火が打ちあがる盛大なパーティの煌びやかさと花火のスパークルをビジューやグリッターをちりばめたスタイリングで表現。
進化とは、生物が単純微小な原始生命から段階的に複雑多様なものへと変化して来たこと。
映画「LUCY」にインスピレーションを受け人間の限界はどこなのか、どうなるのか。進化し続ける人間の内側に秘めた想いをスタイリングで表現。
新型ウイルスによって、生死を彷徨っている人々の殲滅と再生を表現。憂愁を黒、血液の赤、歓喜を白で表し、幾重にも重なるフリルやチュールで女性らしさも兼ね備えた、ダークモードなスタイルを提案。
失恋を悲観的な感情だけで終わらせないでほしい。この経験から更に素敵な女性へと変わっていく。
スタッズやパールを施したアクセサリーで痛みと悲しみを表現、ホワイトベースのボリュームのあるシルエットで前向きな気持ちを表した、失恋への想いを抱える女性へ、ニューフェミニティなスタイルを提案。
日々進化する現代のデジタル社会。
「自分」という強く生き抜くための個性、デジタルに潜む闇、希薄になっていく人との繋がり・・・
無機質な素材、光やネオンを表すアクセントカラー、そして繋がり(link)をラインで表現した、サイバーでストリートモードなスタイル。
高度経済成長と共に、女性が進出し始めた1960年代。
ポップ、カラフル、ミニスカートなど、今までの既存の価値観が覆された時代のファッションを、現代風にアレンジしたレトロモダンなスタイル。