|
●CHRISTIAN DIOR
(クリスチャン ディオール)
明るい色使いが特徴的で、前向きで楽観的な60年代テイストの作品が登場した。ショー音楽も1968年のミセス・ロビンソンの大ヒット曲。また丸みのあるジャケットから、60年代にCHRISTIAN
DIORで活躍したデザイナー「マルク・ボアン」へのオマージュであると推測される。
●LOUIS VUITTON
(ルイ ヴィトン)
360°どの角度から見てもユニークなシルエットを表現。他のブランドにも言えるが、今季のコレクションの特徴として彫刻的な洋服が多く、“新しいフォルム作りへの挑戦”を感じる作品が目立った。また、バッグの素材にLOUIS
VUITTONとしては珍しいパイソンを使うなど、アクセサリー・バッグは素材MIXにこだわりを感じる作品が多かった。
●GIVENCHY
(ジバンシー)
南米人のストイックで真摯な姿勢、彼らの世界観・スピリットをコレクションで表現。闘牛士の衣装からイメージした作品や、南米カルチャーの原点のひとつ“スペイン”のフラメンコからインスピレーションを受けた作品が特徴的だった。またアクセサリー使いもカトリックの“クロス”をモチーフにした作品が登場。
●GIAMBATTISTA VALLI
(ジャンバティスタ バリ)
ショーの テーマを“赤ずきんちゃん”に設定し、最初は無垢な赤ずきんちゃんが、最終的にオオカミを支配下に置くというストーリー。ショーの後半に向かうにつれてリップの色をナチュラルテイストのものから鮮やかな赤に変化させ表現した。また今年から「マルニ(Marni)」の親会社「Ciwi
Furs」と契約し、クオリティの高い毛皮作品が目立った。
●その他、セミナー中に紹介されたブランド
・YVES SAINT LAURENT
・ALEXANDER McQUEEN
・LANVIN
・VALENTINO
・UNDERCOVER
・MIU MIU
・BALENCIAGA など |
|
●GUCCI (グッチ)
東欧のボヘミアンスタイルに、「ロック」テイストを加えた作品が多く見られた。クリエイティブ・ディレクターとして、まだ30代のフリーダ・ジャンニーニを起用。グッチのブランド・イメージである「長い歴史があるラグジュアリーブランド」という“伝統”に、“若々しさ・勢い”がミックスされたコレクションとなった。
●PRADA (プラダ)
80年代後半から90年代の「PRADA」の再来と言えるコレクション。ひざ下丈のスカートや、持ち手がチェーン使いのバッグなど、当時のトレンドに近い作品が登場した。当時との違いは、素材にレースを使ったり、えりに付けえりを重ねて首の位置を高く見せるなど、むずかしいバランスを現代風に見せる工夫が多かった。
●DOLCE & GABBANA
(ドルチェ アンド ガッバーナ)
92・93年頃のDOLCE & GABBANAのイメージの作品が目立った。スカートはウエスト部分がタイトで、ひざ下にボリューム感を出した“お嬢様テイスト”。今季はセクシーさを封印しメンズのテーラリングのクラシカルなスタイルが主流だった。90年代とは異なる今年らしさは、毛皮のプリントといった素材の新しさが目を惹いた。
●JIL SANDER
(ジル サンダー)
日本の素材がたくさん使われている作品が多く登場。JIL SANDERは、キャッチーなトレンドやインスピレーションから作品づくりをするというスタンスではなく、“形づくり”の追求からイメージを膨らませ作品を制作。そのため、キレイな形を保ちながら洋服の軽さを求めた結果、日本の素材作りの技術力が重要な役割を果たした。
●その他、セミナー中に紹介されたブランド
D&G
|