大阪文化NEWS
 
 
世界的ファッションデザイナー“コシノヒロコさん”
当校ホールで、小学生20名に服飾デザインを指導!
11月8日、世界的ファッションデザイナー“コシノヒロコさん”が来校されました。
コシノさんは、大阪市こども青少年局が取り組んでいる事業「こども 夢・創造プロジェクト」の一環として行われたセミナーで小学生を指導。約20名の子供たちに、ファッションデザインについてお教えいただきました。(開催場所は当校のホール)
「こども 夢・創造プロジェクト」は、子供・青少年の生きる力の育成を目的として開催されている事業。子供たちが夢や希望を育みながら成長できるように、さまざまな学習や体験の機会を設けた大阪市の企画です。
その中で、コシノさんは「コシノヒロコ ファッションアカデミー」という “服飾デザインのセミナー”をご担当。11月から12月にかけて全5回にわたり開催され、子供たちに、デザイン画の描き方から洋服づくりの基本までを指導されます。11月8日、その第1回目の講義が開かれ、子供たちのほか保護者の方も見学に来られていました。

コシノさん、子供たちと楽しく会話をしながら、ファッションデザインの講義
コシノさんは、子供たちと対話形式で丁寧に講義を展開。ご自身の幼少期の体験談をまじえながら、たいへんわかりやすく進行していただきました。
○家の前の道に、歌舞伎の絵を描き続けた毎日
コシノさんは幼少時代、おじいちゃんに連れられて、よく歌舞伎の舞台を見に行っていたそう。そこで見た、歌舞伎特有の美しい色や柄の衣装や、舞台の様子などを、家の前の道をキャンパスにして描き連ねていたそうです。
コシノさんは、『3歳くらいのときから絵を描くことが大好きで、将来は絵描きになろうと思っていました。みなさんは、絵は好きですか?私の場合、“道の展覧会”のようなことをしていました。そこで、たくさんの人が私の絵を見て感想を言ってくれる。人から批評をあびることは大事です。私は近所の人にほめられたことで自信につながり、もっと描いてたくさんの人に見てもらおうという気持ちになりました。みなさんも、どんどん描いて、どんどん人に見せてください。絵がうまくなるポイントです』とおっしゃっていました。
○子供の頃から、個性を育む教育。「毎日のコーディネートを工夫してみよう」
ファッションデザイナーは、個性が大事というコシノさん。個性を磨くポイントとして、「朝、着ていく服を選ぶときに工夫することが大切」とアドバイスがありました。
コシノさんは『お母さんに言われたとおりの服を着るんじゃなくて、お母さんといっしょに、洋服の組み合わせを考えることが重要。お母さんは、子供に自分の考えを押し付けるのではなく子供の個性・才能を見つけるのが親の役割。子供の頃から、楽しみながら毎日コーディネートの訓練をすることで、個性は磨かれ色彩感覚も養われます』と、同席された保護者の方々にもアドバイスをしていました。
最後にコシノさんは「ファッションデザイナーというのは、自分の想いや夢のようなものを服で表現する人たちのこと。みなさんも、このセミナーを通して、自分の夢のようなものを服に込めてください。その服を見た誰かの気持ちを変えられるような作品をめざしましょう』とおっしゃっていました。
 
子供たちは、12月6日の第5回目の講義には、洋服を完成させ発表する予定です。
 
 
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