大阪文化NEWS
 
6月11日 ロンドン芸術大学デザイン講師の授業 IN 大阪文化!
世界標準の発想で、紙のバッグを制作!

 
ロンドン芸術大学は、ジョン・ガリアーノやアレキサンダー・マックイーンらを輩出した、セントラル・セント・マーチンズを含む6つのカレッジからなる、世界有数のファッション・デザイン・アートの学校。
当校では毎年、ロンドン芸術大学から講師を招き、デザイン発想法の授業をしていただいています。
今回は、Basia Szkutnicka講師と通訳の方によって、バッグのデザイン発想から制作まで、1日かけて実践するという講義が展開されました。
 
 
いろんな映像を連続で観察!ひらめいたインスピレーションからデザイン発想!
午前中は、バッグのデザイン発想をするためのアイデア出しをしました。スクリーンに連続的に映し出される「貝」、「赤ちゃん」、「タトゥ」などの色やカタチから、自分が感じるままに絵を描いていきました。そのとき重要なのが、映像をそのままデッサンしないこと。“その映像を見て感じたこと”や“その映像が、学生に語りかけたこと”を描くことが求められます。さらに、“数十秒間で映像を見て、数十秒間で描く”といった時間的制約も設けられ、プロのデザイン発想と、同じ方法で実践しました。
 
デザイン発想のポイントは、あらゆる常識にギモンを持つこと
午後から学生たちは、机の隣に座る友人と2人1組のチームになり、バッグのデザイン出しを行いました。
デザイン出しのポイントについて、Basia Szkutnicka氏は「あらゆるものに疑問を持つこと」とアドバイス。「バッグの持ち方は、肩にかけるのか、手で持つものなのか、頭にかぶるものなのか」「バッグの素材は、皮革なのか、木なのか、魚のうろこなのか」など、常識にはとらわれずに空想。不思議な形や色づかいを思い浮かべて、とても個性的で、今までにないバッグをイメージしました。
それと同時に、午前中に映像を見て描いた絵から、さらに想像を膨らませてデザイン画を描いていきました。
 
紙で立体のバッグを作りました!
そして、いよいよ各チームともバッグのデザイン画を完成。そのデザイン画をもとに、大きな紙を切ったり折ったり自由に使って、立体的なバッグを作っていきました。
作品が出来上がると、それぞれのチームがプレゼンテーション。「何からインスピレーションを受けたのか」「テーマは何か」などを発表しました。
各チームのインスピレーションの素材は「雲」「地図」「香水」「時計」「鳥」などさまざま。最後に、Basia Szkutnicka氏から最優秀作品と準グランプリの発表があり、受賞した学生たちは大変喜んでいました。
 
講義の終わりに、Basia Szkutnicka氏から「デザイナーというのは、冒険心が大切。また世界中のカルチャーに興味を持つことでデザインの幅が広がる。良いデザインとは何かを自分で自分に問いかけてみてください。その答えを、私はあえて言いません。いろんな刺激を吸収して考えてみてください」とアドバイス。世界標準のレクチャーをしていただき非常に有意義な講義となりました。
 
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